イスラーフィール

イスラム教における四代天使の一人(他にアズラーイール、ジブリール(Jibril)、ミーカール)。「イスラフェル(Israfel)」、「イスレフェル(Isrephel)」、「サラフィエル(Sarafiel)」などの別称を持つ。最後に審判の日に復活のラッパを吹く復活と歌を司る天使で、四枚の翼を持ち頭は七層の天の第七層に、足は七層の大地の第七層に達するとされる。つまり天地と等しい大きさをもつ。贅沢を極め同性愛に耽る悪徳の街ソドムに一団の天使を率いて現れ、地震で街をくつがえし、焼けた粘土のつぶてを打ち付けソドムを滅ぼしたという。しかし無情な天使という訳ではなく地獄を一日に六度は見下ろし、その惨状をみて「アラー(Allah)が止めなかったら大地を満たすほどの」涙を流しているという。

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