イスラエル

旧約聖書偽典「第3エノク書(ヘブライ語エノク書)」や「天使ラジエルの書」などに言及される天使。イスラエル民族の族長ヤコブは旧約聖書「創世記」において天使と格闘したことから「神と戦う者」を意味する「イスラエル」という名を与えられたが、これを天使名と解したもの。「第3エノク書」ではヤコブ(=イスラエル)自らが自分を大天使ウリエル(Uriel)であると認めている。その位階はハイヨト(Hayyoth, Hayyot)ないしソロネ(Throne)であり、その職務は「幸いなる主を讃えよ」と呼びかけ、神の賛歌をうたう天使の軍勢を呼ぶことであるとされる。

ページにリダイレクトします。