イナラシュ

ヒッタイト神話における女神の一人。邪神にして怪物であるイルルヤンカシュ(Illuyankas)を気象神タル(Taru)が退治する話で、恋人で人間であるフパシヤシュとともにタルに助力したとされる。タルの娘とされることもある。イナラシュはフパシュヤシュにお礼として家を与え、神として扱ったが、窓を開けて人間である彼の妻や子供を見ようとしてはいけないとフパシュヤシュに言った。しかし家族を恋しくなったフパシュヤシュはこれを破ってしまい、イナラシュに殺されることとなった。

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