日本の九州地方に出現する河童の一種とも言われる妖怪。「ひょうすぼう(和歌山県日高郡、宮崎県東臼杵郡地方)」、「ひょすぼ(宮崎県西臼杵郡地方)」、「ひょうすんぼ(宮崎県地方)」、「ひょうすぼ」、「ひょうぼう」ともいう。夏の間は川にいて、秋になると山に入り、ヒョウヒョウと音を立てながら鳥のように山中を飛び回る。この音から「ひょうすべ」という名がついたという。頭はツルツルに禿げているがそれ以外は毛むくじゃらのサルのような姿をしていて、兵主部が風呂に入った後には湯舟に一面の毛が浮いているという。
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