ハンナハンナ

ヒッタイト神話における地母神の一人にして誕生の神とされる老女神。元々は中央アナトリアのハッティと呼ばれた国に起源があり、名前は「お婆ちゃん」を意味する。豊穣神テレピヌ(Telepinu)がいきなり姿を消し、神々をも含めたすべての生物が飢え乾いた時、ハンナハンナ(Hannahanna)に仕える蜜蜂だけテレピヌ(Telepinu)を見つけることに成功し、世界は元に戻り平和になった。タル(Taru)やテシュブ(Teshub)の良き相談役であり、出産や豊穣を司る。

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