中国の最古の地理書とされる「山海経」の西山経に記されている、一角馬。中曲山という山にいて、体は白く尾は黒い。また虎の牙と爪を持ち、太鼓のような音で鳴くという。虎や豹を食べるとされ、剣難を防ぐのに良いという。また「山海経」の海外北経に登場する同名の駮(Bó)は、白馬のような見た目で、鋸のような歯で虎や豹を食べるのだという。山海経には他にも䑏疏(Huān-shū)、𩣡馬(Bó-mā)といったユニコーン(Unicorn, Unicornis)のような一角馬が紹介されている。 駮 寺島良安「倭漢三才図会」より 国立国会図書館蔵 Copyright: public domain

ページにリダイレクトします。