グリュプス

ギリシア・ローマ神話におけるグリフィン(Griffin)の元となった怪物。ライオン或いは馬の体にわしの頭を持つ混成生物で、スキタイ(現在の南ロシア)にいると想像された怪物で、金を大量に見つけて蓄えるという習性を持っていた。スキタイに住むとされた額にも目を持つ三つ目のアリマスポイ人達は、グリュプス(Gryps, Grypes)達を定期的に襲撃しては金を奪ったという。また鉱物資源や金山を守護する役割を担うともされ、ローマ人はグリュプス(Gryps, Grypes)を守護の象徴として用いた。

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