イギリスのスコットランド高地地方に棲む、性別のはっきりしない小人の妖精の一種。「グローガン(Grogan)」、「グローガッハ(Grogach, Groagach)」とも呼ばれる。ブラウニー(Brownie)のように腕も足も毛深い。農家などを訪れては家事や農作業を手伝ってくれる。親切心が強すぎるのか、ある農家を訪ねては毎夜決まった量の麦の脱穀を手伝っていたグルアガッハ(Gruagach)が、約束の麦束が用意されていなかった夜に、倉庫の中の全ての麦を脱穀しようとして働きすぎて死んでしまったという話がある。服をプレゼントするとそれが別れの挨拶だと勘違いし、泣きながら出て行く。
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