マン島における水の精霊。カーヴァル・ウシュタ(Cabyll-ushtey)と同じようにケルピー(Kelpie)に代表される恐ろしい水棲馬のバリエーションのひとつ。黒髪のハンサムな若者に化けることもあるが、耳だけは馬のままである(しかし耳は髪に隠れて見えない事が多い)。川岸や湖畔に馬の姿で暮らしていて人間を誘惑し自分の背に乗せる。グラシュティン(Glashtin, Glastyn)の背に乗ってしまった者はそのまま水中に引きずりこまれ貪り食われることとなる。捕まると命はないが、雄鶏が鳴くとグラシュティン(Glashtin, Glastyn)が捕まえたものをおいて逃げていった、という話もある。
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