ガルダ

インド神話においてヴィシュヌ(Visnu)の乗り物とされる巨大な聖鳥。聖仙カシュヤパとその妻の一人ヴィナターの子供とされる。「タラシュヴィン(Tarasvin=速く飛ぶもの)」と称される。鳥頭で鳥の翼と鳥の爪を持った人間の姿で描かれる。その顔は白く、翼は赤く、体は黄金に輝いているとされる。ガルダ(Garuḍa)については無数の神話が残っているが、いずれにしても共通して、有毒の蛇を食う聖なる存在であるとされる。今日でもインドではガルダ(Garuḍa)の名を三回唱えてから眠れば蛇に教われないと信じられている。仏教にも取り入れられ、音訳で迦楼羅(Garuḍa)と称される。

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