ガンガー

インド神話において母なる河ガンジスを神格化した女神。山神ヒマヴァット(Himavat)の娘でパールヴァティー(Pārvatī)の姉にあたる。サンタヌ王子は一目ぼれしたガンガー(Gaṅgā)と結婚した。ガンガー(Gaṅgā)は自分の行為についてその理由を一切問わないことをサンタヌに誓わせた。二人の間には8人の子が出来た。ガンガー(Gaṅgā)は子を産むたびにガンジスに子供を投げ込んだが、約束どおりサンタヌはその理由を聞かなかった。しかし8人目の子供が投げ込まれそうになると、さすがにサンタヌはその理由を聞いてしまった。ガンガー(Gaṅgā)は聖なるガンジスに子供を投げ込むことで人間界から解脱させたのだと説明した。ガンガー(Gaṅgā)は約束を破ったサンタヌの前から消えてしまった。

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