ガンダルヴァ

インド神話やペルシャ神話に登場する一種の半神。インド神話では空中および水中にいる妖精で、水の精アプサラス(Apsaras)の愛人、配偶神として有名。両者の関係は後世ますます緊密に表され、結婚者にに幸福と子孫を授けると考えられた。神酒ソーマ(→ソーマ(Soma))の守護者ともいわれ、天上の音楽師とも考えられた。 ペルシャ神話では黄金の踵をもち、一度に十二人を貪り食う怪物で、英雄クルサースバに退治されたという。仏教では八部衆の一人乾闥婆(Gandharva)として取り入られている。

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