ファルグス

テュアナのアポロニウス(Apollonius of Tyana)が著したとされる「ヌクテメロン(Nuctemeron)」中の「魔術的黄道十二宮に類似する十二の象徴的な時間」を支配する守護霊(Genius)、いわゆる「時間の鬼神(Spirits of Twelve Hours)」の一人。4時の霊の一人で審判ないし判断を司る。 4時の霊はファルグス(Phalgus)をはじめとした、タグリヌス(Thagrinus)(混乱)、エイスティブス(Eistibus)(占い)、ファルズフ(Pharzuph)(姦淫)、シスラウ(Sislau)(毒)、スキエクロン(Schiekron)(獣的な愛)、アクラハイル(Aclahayr)(娯楽)といった7人の霊であるが、これらが象徴するのは魔術師の力と魔術師が逆らうべきものである。

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