ケルト神話に登場する片目の巨人「バロール(Balor)」の一人娘。「エスリン(Ethlinn)」、或いは「エスネア(Ethnea)」とも呼ばれる。バロール(Balor)は「自分の孫に殺される」という予言を恐れており、そのためにエフネ(Ephne)を水晶の塔に幽閉した。しかしバロール(Balor)の治める地下帝国に訪れていたキアン(Cian)という神がその塔を見付け、キアン(Cian)はエフネ(Ephne)と恋に落ち、子供を宿した。生まれた赤子=ルー(Lugh)はバロール(Balor)に殺されること無くキアン(Cian)の兄弟神であるゴヴァノン(Govannon)に助けられ(助けたのはマナナン・マクリル(Manannan MacLir)だとする説話もある)、トゥアハ・デ・ダナーン(Tuatha De Danann)(ダーナ神族)として育てられた。ルー(Lugh)はモイ・トゥラの第二の戦いにおいて宿命を完遂し、バロール(Balor)を打ち倒した。
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