ドゥアムウトエフ

もしくは「ドゥアムテフ」とも。エジプトでは故人をミイラにする際、内蔵を四つに分けてそれぞれ壷に保管、収納するという習慣があったが、四つのカノプス壷はそれぞれホルス(Horus)の息子たる男神四柱と死に関連する女神四柱によって守護されるとされた。ドゥアムウトエフ(Douamoutef)はこの四つの壷(カノプス壷)のうち、女神ネイト(Neith)と共に胃の入った壷を守護する神である。ドゥアムウトエフ(Douamoutef)は犬の頭部を持つ神なので、胃を入れるカノプス壷の蓋部分も犬の頭部を模したものであった。 ドゥアムテフのカノプス壺 Canopic Jar with Head of Duamutef メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)蔵 新王国時代の第19王朝頃(1295-1185 BC) Copyright: public domain

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