ダルマパーラ

仏教において、法(ブッダの教え)を守護するという神々の総称。名前は「ダルマ(法)を守る者」を意味する。漢訳では「達磨波羅(だるまはら)」、「護法善神(ごほうぜんしん)」、「護法神(ごほうじん)」、「護法天(ごほうてん)」、「護法(ごほう)」チベット訳では「チョキョン(Chos skyong, Chökyong)」などと呼ばれる。仏教(とくにチベット仏教)で、修行の妨げになる悪魔や悪しき力から信者達を保護する、激しい性格の神々のこと。四天王(Cātur-mahā-rāja-kāyika)や二十八部衆、十羅刹女など、天(Deva, Dēva)に属する仏尊はすべてダルマパーラ(Dharmapala, Dharmapāla)といえる。チベット仏教でもダクシェ(Drag gshed, Drakshé)をはじめ多くのダルマパーラ(Dharmapala, Dharmapāla)が崇拝されている。

ページにリダイレクトします。