ブダ

インド神話において水星・水曜を司る神で、「ナヴァグラハ(Navagraha)(Navagraha=九曜(Navagraha))」の一人。木星の神ブリハスパティ(Bṛhaspati, Brihaspati)の妻であるターラーと、月の神であるチャンドラ(Chandra, Candra)との間に生まれた。チャンドラ(Chandra, Candra)がターラーをブリハスパティ(Bṛhaspati, Brihaspati)から奪っていた間に身ごもった子であったが、あまりにもかわいいのでチャンドラ(Chandra, Candra)もブリハスパティ(Bṛhaspati, Brihaspati)も自分の子だと主張した。ターラーはどちらの子か口をつぐんでいたが、赤ん坊であったブダ(Budha)が、母親であるターラーに「自分の父を言うように」といきなりしゃべり始めたのでターラーは父親がチャンドラ(Chandra, Candra)であることを認めたという。 仏教においては「部陀(ぶだ)」(宿曜経)と音写され、胎蔵界曼荼羅の外金剛部院(最外院)西方に配置される。

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