毘首羯磨

インド神話の「ヴィシュヴァカルマン(Viśvakarman)(Viśvakarman)」が仏教に取り入れられ、漢字に音訳されたもの。他に「毘首建磨(びしゅけんま)」、「毘首羯磨天(びしゅかつまてん)」、「毘湿縛羯磨(びしばかつま)」、意訳して「妙匠(みょうしょう)」、「巧化師(こうけし)」、「種種工巧(しゅじゅくぎょう)」、「工巧天(くぎょうてん)」とも称する。帝釈天(Śakra-devānam-indra)の配下として三十三天(忉利天)に住する神で、彫刻、工芸、建築などの美術を司る神とされる。金剛界曼荼羅中の金剛業菩薩(Vajrakarma)は毘首羯磨(Viśvakarman)と同体とされる場合がある。

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