バタラ・グル

イスラム教が入ってくる以前の東南アジア一般におけるシヴァ(Siva, Shiva, Śiva)の名称。名前はインド由来で「尊敬すべき教師」といった意味。その神格は変異しており、万能な天空神ではまた海神であると考えられていた。シヴァ(Siva, Shiva, Śiva)は5世紀直前にジャワ島、スマトラ島、バリ島やマレー半島に伝わった。スマトラ島では、バタラ・グル(Batara Guru)は娘とされるボル・デアク・パルジャル(Vor Deak Parudjar)に一握りの土くれを送ることによって大地を創ったという。

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