アテア

ポリネシア東部のツアモツ諸島における天空神および原初の神。アテアには「ファアホトゥ(Fakahotu)」という妻がいたが二人の間に生まれた子供はファアホトゥが授乳するたび死んでしまうので、二人は性を交換しアテアは両性をもつ神になった。その後殺そうとしたタネ(=タネ・マフタ(Tāne Mahuta, Tane Mahuta))に逆に殺されたとも、自らを分離しランギ(=ランギ・ヌイ(Ra-ngi nui))とパパ(=パパ・ツ・ア・ヌク(Papa tu a nuku))になったともされる。ツアモツ諸島の王家の一つはアテアの子孫を自称する。クック諸島にあるマンガイア島ではヴァテア(Vatea)と呼ばれる。

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