古代メソポタミア神話の神。地下に広がると観念された、地上全ての水の源をなす淡水を神格化した存在で、太古に、海水を神格化した蛇形の女神ティアマト(Tiamat)と夫婦になり、この両者から全ての神々が生じたとされる。のちに彼は子孫の神々が騒がしいのに怒って、配下のムンム(Munmu)と共に彼らを滅ぼそうとしたが、逆にエア(Ea)によって殺されることとなった。
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