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説明
アイヌにおいて「ハルニレ」というニレ科の落葉高木を顕現体とするカムイ。植物のカムイの例に漏れず、女性のカムイと考えられている。名前は「我らがこする木のカムイ」という意味で、その名の通りアイヌは火をおこす道具としてハルニレを用いていたとされる。神謡の中で重要なポジションを占め、「アイヌモシリ(人間の世界)」やアイヌ人たちを創造したとされるコタンカラカムイが国づくりのとき用いた鍬から生まれカムイとされたり、カンナカムイとの間に文化英雄であるアイヌラックルを産んだとされる。
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参考文献
- 02東洋神名辞典 DICTIONARY OF DETIES AND DEVINES
- 監修:山北篤
- 著者:桂令夫、草野巧、久保田悠羅、他
- 発行者:高松謙二
- 発行所:株式会社新紀元社