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説明
北欧神話において、火の国ムスペルスヘイムの門番をしているとされる炎の剣を持つ巨人。火の巨人(ムスペル)の一員。名前は「黒」を意味する。この世の終わり(ラグナロク)が来ると他のムスペルを伴い神々を打ち倒し、九つある世界を全て燃やし尽くすという。ただし焼け野原と化した大地は海に沈み、ラグナレク後に青々とした新しい大地が浮上してくることになっている。
関連項目
キーワード
参考文献
- 03幻想動物辞典 DICTIONARY OF THE MONSTER
- 著者:草野巧
- 編集:株式会社新紀元社編集部
- 発行者:高松謙二
- 発行所:株式会社新紀元社
- 04悪魔辞典 DICTIONARY OF DEMONS AND DEVILS
- 監修:山北篤、佐藤俊之
- 著者:桂令夫、佐藤俊之、他
- 発行者:高松謙二
- 発行所:株式会社新紀元社
- 09ヴィジュアル版世界の神話百科 ギリシア・ローマ/ケルト/北欧
- 著者:アーサー・コットレル
- 翻訳:松村一男/蔵持不三也/米原まり子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房