酒弥豆女神

さかみずのめのかみ

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説明

日本神道において酒造を司る女神。「さかみつのめのかみ」、「さかみずめのかみ」とも読む。「延喜式」神名帳に拠れば、造酒司(さけのつかさ)の「酒殿神社(さかどののじんじゃ)」において酒弥豆男神とともに祀られていた。名前の「弥豆(みず)」は「水」を指し、酒と酒の醸造に欠かせない水を守護する神と考えられる。現在は宮中三殿のうちの神殿に合祀されているものと思われる。またほかに愛知県一宮市今伊勢町の「酒見神社(さかみじんじゃ)」においても両神を祀る。

関連項目

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参考文献

  • 59神道大辞典
    • 監修:下中弥三郎
    • 発行者:下中弥三郎
    • 発行所:平凡社

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