大国御魂神

おおくにたまのかみ

地域・カテゴリ

説明

「古事記」において、大年神伊怒比売の間に生まれた五柱の御子神の一柱。「倭大国玉神(やまとおおくにぬしのかみ)」、「大和大国魂大神(やまとおくにたまのおおかみ)」などの名前でも呼ばれる。大国の魂、すなわち国土の霊威を司る神と考えられる。兄弟神に外来神と思われる神名が見えることから、そこに対する神として列せられた可能性がある。奈良県天理市の式内社「大和神社(おおやまとじんじゃ)」、 兵庫県南あわじ市の式内社「大和大国魂神社(やまとおおくにたまじんじゃ)」などに主祭神として祀られる。

参考文献

  • 18日本の神様読み解き事典
    • 著者:川口謙二
    • 編集:川口謙二
    • 発行者:芳賀啓
    • 発行所:柏書房株式会社
  • 59神道大辞典
    • 監修:下中弥三郎
    • 発行者:下中弥三郎
    • 発行所:平凡社

この項目のリッチレイアウト

大国御魂神

ソーシャルリンク