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説明
日本における想像上の動物。衾(ふすま)とは寝るときに体の上にかける夜具のことで、野衾とは現在で言うムササビのことだが、現在知られる生態の他に、夜道を歩いている人を襲って松明を消したり(あるいはそこから発展して炎を食べるとされたり)、人や家畜を襲って血を吸うと考えられていた。
画像一覧
廢寺の野伏魔(はいでらののぶすま)
一寿斎芳員画「百種怪談妖物雙六」より
国立国会図書館蔵
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のぶすま
北斎季親画
「化物尽絵巻(ばけものづくしえまき)」より
国際日本文化研究センター蔵
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関連項目
キーワード
参考文献
- 24妖怪事典
- 著者:村上健司
- 編集:山本敦
- 発行者:山本進
- 発行所:毎日新聞社