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説明
上エジプトにおける禿鷲の姿をした女神で"レーの娘"の一人。ホルスあるいはセベクの配偶神だとされるが、これは恐らくハトホルと強く関連視されたことによる(ハトホルもホルスないしセベクの妻とされる)。翼を大きく広げ、鉤爪で円形の永遠のシンボルをぶら下げて飛んでいる姿で描かれることが多い。また籠の上にとまり上エジプトを象徴する白い冠やアテフ冠を戴くハゲワシの姿でも描かれる。下エジプトのコブラの女神ウジャトとともに、現在王役にあるファラオを守護し、また王家の子供を養う女神だと考えられた。
参考文献
- 07ヴィジュアル版世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
- 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
- 著者:レイチェル・ストーム
- 翻訳:山本史郎、山本泰子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房
- 30Truth In Fantasy 64エジプトの神々
- 著者:池上正太
- 発行者:高松譲二
- 発行所:株式会社新紀元社