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説明
ヒッタイトの守護女神。もともとはヒッタイトの町の名前であり、女神はアリニッドゥ(アリンナの太陽)と呼ばれていた。天と地を司るアリンナはヒッタイト王国全体で最高の守護神となり、敵から国を護り、戦いの時には国を助ける役割を担うようになった。アリンナのシンボルは日輪であり、フリ人の女神ヘパトと同じ神と考えられていた。どちらも気象の神テシュブの妻となったといわれている。
キーワード
参考文献
- 07ヴィジュアル版世界の神話百科『東洋編』 エジプトからインド、中国まで
- 監修:近藤二郎、中村忠男、前田龍彦
- 著者:レイチェル・ストーム
- 翻訳:山本史郎、山本泰子
- 発行者:成瀬雅人
- 発行所:株式会社原書房